青年と成年の狭間で生きる彼ら。

今回のHey!Say!JUMPのアルバム『DEAR.』を聴き、コンサートを観賞して感じたことです。

 

Hey!Say!JUMPはこれまで、キュート、ポップのイメージが強く、まだまだ子どものグループという印象を与えていたのではないでしょうか。

「なかなか大人にならないな」と思わせていたのは、何かとメインに居ることが多いチビーズの山田・有岡・知念の3人なのでは…?なんて。(おい)

ちなみにこの3人、私が好きなメンバーTOP3です。(みんな好きですけどね!みんな好きですけど!)

 

話を戻しまして、そのような「かわいい」イメージのあるJUMPですが、もう全員成人済みです。年上メンバーに至ってはアラサー。グループの平均年齢にいる有岡さんも今年25歳になりました。あ、私も今年25歳になります。(聞いてない)

そんなJUMPがグループとして、また一つ新たなステージに立つとしたら、1年後にデビュー10周年を控えた今なのでしょう。

私自身、25歳を迎えるにあたって、20代、特に25歳前後は子ども(学生)と大人(社会人)の狭間で揺らいでいる時期だと感じています。

 

少々の不安を抱きながら、これからどうなっていくべきか、何をすれば一人の人間として認められるかなんて考えます。これはある程度普遍的な認識なのではないでしょうか。青臭く言うと「何にでもなれる!」そんな気分です。

そういった状況を上手く使い、「かわいい?でも、俺らいつまでも子どもじゃないよ?」って見せつけられたアルバムであり、ツアーでした。

 

まだまだ見せてくれる少年の顔、等身大の顔、少し背伸びした大人の顔…

すべてを手にしているJUMPを見られるのは今だけかもしれませんね。